被写体探し

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背高泡立草。どこにでもある北アメリカ産の外来植物。どちらかというと厄介な雑草。日本の四季は春の桜と秋の紅葉をはじめとして美しい四季の被写体がたくさんある。年がら年中カメラを持ってウロウロと被写体探しをしている自分にとってはそのような美しいと思う被写体になかなか出会えない時期も当然あります。そんな時期でも、それがたとえ雑草であっても美しいと思える瞬間が必ずあるので被写体を探します。写真の背高泡立草はまさしく旬のタイミングを迎え、背伸びを競い合っているようでした。誰も見向きもしない雑草の一番美しい瞬間を見つけて夢中でシャッターを切る。こんな時が自分にとって最高に楽しい。それにしてもLeicaのブライトフレーム越しにMFでピント合わせ。こういう被写体が一番難しいんだよなぁ。一眼でEVF越しにAFだったら楽なんですけど…。それでもやっぱりレンジファインダー機が好きなんです。